技術職員インタビュー

  ものづくりテクノセンター(以下「センター」)の業務について説明してください

Kさん 大きく3つの業務を行っています.

一つ目は授業の実習担当です.現在は機械工学入門(電気・機械科1年)の一部分と機械工学実習(電気・機械科2年)の全10テーマをセンタースタッフで担当します.

二つ目は安全講習会の開催です。春と夏に旋盤,フライス盤,のこ盤,ボール盤,動力シャー,グラインダーに関することを基本的にセンター利用者を対象に実施します.全学の安全を保持していくために,センター以外の研究室や学科で保有している機械の利用者も受講できます.加えて技術の向上のための測定講習会も実施しています.

三つ目は加工業務です.これは独自加工と依頼加工の2種類があります.独自加工はセンター保有の工作機械を学生・教職員自身が利用し,加工を行います.一部の工作機械については利用するために,安全講習会を受講しライセンスを得る必要があります.独自加工を行っている利用者に対しては,安全確保のために声がけをしたり,加工方法の質問に答えたりしています.依頼加工は研究室や学内プロジェクトなどの全学からの依頼を受けて,部品や装置を製作します.必要に応じて設計の段階から提案・助言を行うこともあります.

このほかに技術部の地域貢献事業(名工大テクノチャレンジ)でセンターの工作機械を利用したテーマを担当しています.

その2 採用までの道のり →