技術職員インタビュー

― 皆さんのお名前と入職年数,この仕事を選んだ理由を教えてください.
Tさん 1990年から勤務して34年勤務です.
Mさん やっぱり長いね.
Tさん この仕事を選んだ理由は,学生たちの成長に深く関われる仕事がしたいと思ったからです.一人一人の成長を支え,学生たちを積極的にサポートしたいと思っています.
Mさん 多分勤続30年ですね.この仕事を選んだ理由は,大学卒業時に公務員試験を受けました.1次試験合格後,いくつかの機関から電話いただいたので,見学に行きました.名工大からも電話をいただいて,配属予定の研究室に見学させていただいたとき,内容が面白いなと思い,現在に至ります.公務員を選んだのは大学卒業時が不景気だったからです.
Hさん 勤続年数は30年ぐらいになりますね.大学院へ進学する予定でしたが,叶わず大学を卒業しました.なぜ名工大を選んだかと言いますと,名工大の卒業生なので,そのままという感じです.(入職当時)配属された研究室は学生時代とは変わりましたけど.
Mさん 昔は結構(採用人数が)多かったんですよ.私たちの下の世代の採用がなかなかないですが.
― たまたま採用がなかった時期なのですか?
Mさん そのころは,技術部という組織としてまとまってなかったです.
Hさん 技術部という組織はなかったが,機械科の技術職員の集まりみたいなのはあったんですけど.
Kさん 2009年9月1日採用ですので15年目になります.私は大学卒業後,民間企業に就職しました.リーマンショックによる不景気の影響で転職を考えている時に,友人が国立大学法人等職員採用試験(以下職員採用試験)を受験するから一緒に受験しないかと誘いを受けたことが直接のきっかけです.
採用された時点では機械加工の知識はありませんでした.ただ,前職ではプラスチックの射出成型金型および成型品を製作している会社で,製品の寸法などの品質保証を担当していました.機械図面を読みとくことや寸法公差や規格に関する知識はありましたので,それを生かせたらと思い志望して受けました.
Yさん 今年が10年目です. 20 歳で高等専門学校から(職員採用試験を受験せずに)入りました.割と特殊なルートです.選んだ理由ですが,将来は自分の手で加工やものづくりがしたいと思っていたのですが,当時高専へ案内があった就職先では自分の理想と離れているように思っていました.大学へ進学して将来のことを考えようとしていたところ,名工大から高専へ採用募集の案内が届きました.さきほどお話したように自分が目指していたものに近く,自分の加工技術が活かされ,ものづくりをしていける,そういうところに深く関われるのかなと思って面白そうだなと思ったのが名工大に入ったきっかけです.
ー みなさんそれぞれですね.